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2021.01.31

急遽オンラインになった研修で気をつけていること

こんにちは、代田です。

先日、ある集合研修が急遽オンラインに切り替わりました。
このようなケースの場合、講師である私が気をつけていることは下記の3点です。

①クライアントの意図を汲み取り、可能な限りそれをオンライン上で実現すること

現在、多くの組織ではオンラインと集合研修の使い分けをされています。私のクライアントもそうでした。つまり集合研修には集合でしたい、というなんらかの意図があります。

その意図を実現できるようオンラインになっても様々な工夫をします。例えば、一体感を醸成したい、という場合であれば、研修開始時に全体で自己紹介をリレー形式で回す、という方法をとることがあります。バトンを渡す人を画面上から探し、お互いが名前を呼びかけ合うことで、一緒にこの場にいるという感覚を得やすくなります。

②オンライン研修に不慣れな参加者が安心して受講できる環境を整えること

オンライン研修が一般的になってまだ1年も経っていません。そのため、受講者の中には初めてオンライン研修を受けるという人もいます。

誰しも新しい環境は緊張します。しかも、集合研修ならこっそり隣の人に聞けますが、オンラインだとそれもできません。(こっそりチャットで聞くことはできますが、そもそもそれを思いつかない段階の人も多いでしょう)オンラインでは、受講者が「ついていけない」と感じたら、簡単に気持ちが離れていき、講師から働きかけをすることも難しいです。

そのため、慣れていない人も含めて共にその場にいられるように講師は対面時より丁寧に進めていく必要があります。特にワークの指示を出すときは、対面時よりもわかりやすさを心がけ、視覚と聴覚両方使って行うようにしています。

③あらゆる使える手段を駆使すること

オンラインと一口に言っても、形態も環境も様々です。受講者1人につきパソコン1台の場合もあれば、講師だけが遠隔で受講者は集合している場合もあります。またグループワークができる、できない。画像オンにできる、できない。ファイル送信できる、できないなど、これまで担当させていただいたオンライン研修で同じ条件だったものはありません。

だからこそ、可能な限り使える手段を探して行います。例えば、参加者が声を出すのが難しい場合は、チャットを活用します。若い世代の人は声より文字の方が慣れていることもあり、チャットの方が発言や質問が増えることもあります。

オンラインに変えたいというお話をいただくとき、条件によってはかなり頭を悩ませることもありますが、新しいやり方を見つけられることも多く、工夫のしどころを試されているようで楽しんでもいます。

以上が、私が気をつけていることです。

今の状況では、まだしばらく急遽オンラインに変更を余儀なくされる場合や、対面とオンライン両方の可能性を含めての準備が必要になるでしょう。

人材育成担当者の皆さんにとっては大変な日々が続きますが、ぜひ研修の目的を忘れず、与えられた条件の中でよりベターを目指していただきたいと思います。

(写真はオンラインでの打ち合わせのイメージです。研修時は様々なツールが私を取り囲みます)

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