BLOG
観る、ということ
代田です。
人材育成のイメージイラストを思いついて以降、私は野菜栽培に関心を持つようになりました。
現在はある農園に通って野菜栽培の勉強をさせていただいています。
最近、人にかかわる上で特に感じるようになったのが、”観る”ことの大切さです。
部下・後輩育成をテーマとする研修では、育成する相手をよく観察することをお勧めしています。
どう指導すればよいか頭を悩ませる上司・先輩は多いのですが、案外、相手のことを観ていない、相手の状況を知らないというケースが多いです。育成すべきポイントや育成方法は人によって異なります。そのポイントを見つけるには相手をよく観ること。観ることは相手を理解しようとすることです。
今はリモートワークや交代出勤などで、観ること自体が難しくなっている方も多いかもしれません。その分、機会を見つけて相手を観ることをより意識していただく必要があるのではないかと思っています。
ちなみに、野菜は声をあげられないので、世話する人間はよく観るしかありません。
今朝も野菜に会いに畑に行ってきました。
(写真は、気温が零下まで下がった朝、霜に彩られた畑のわさび菜)
最近の記事
-
2022年11月17日
こんにちは、代田です。
部下育成がテーマの研修で「指導の仕方を色々変えているのだけれど、部下に変化が見られない。どうしたらいいですか?」と質問されることがよくあります。こういう質問をされる方は、大抵それまでにかなり努力されています。部下の様子をよく観ていて、性格傾向もつかんでいらっしゃる。中にはがんばりすぎて、疲れ果てている方も...
ところが、よくよくお話を伺うと、こんな言葉が出てくることがあります。
「以前に比べると、○○するようにはなったんですけど」
「この間は○○してくれたんですけど」そう、実は、部下は変化しているんです。ところが、それを見逃したり、過小評価して、"些細なこと"にしてしまっているのです。
私は、その小さな変化こそがとても大切だと思っています。
私たちはみな、人生の様々な出来事を通じて、ある種の信念を形成しています。
「私には○○なんてできない」
「私が○○しても理解されない」
「○○するのは怖い」部下の問題行動がその信念から起きている場合、簡単には変化しません。でも、粘り強くかかわり続けていると「もしかしたらこの職場なら、この上司ならできるかもしれない」と思い始めることがあります。見た目に変化は見られなくても、内側では変化は起こっているのです。
それが外側に出る瞬間は、とても小さな変化です。なぜなら、今までやりなれていないことをやるのはとても怖いことだから。だからこそ、その小さな変化を見逃さず、それに気づいていること、その行動をうれしいと感じていることをぜひ部下に伝えてください。
きっといいサイクルが回り始めますよ。
*写真について*
我が家のいちごの苗。買ってきた苗を植え替えて2週間。見た目は全く変わっていませんが、冬の間はどんどんと根を伸ばしているそうです。春が来るのが待ち遠しいです。 -
2021年12月29日
以前お知らせいたしましたお問い合わせフォームの不具合は現在復旧しております。
ご迷惑をおかけし、申し訳ございませんでした。Recipro-seeds
代表 代田敬子 -
2021年12月07日
平素より当社ならびに当社ホームページをご愛顧いただき、ありがとうございます。
ただいま当ホームページ内の問い合わせフォームに不具合が発生しております。お手数をおかけしますが、問い合わせは下記リンクまでお願いいたします。
【臨時】お問い合わせフォーム
https://forms.gle/HWiFeD5YJD2brJY26現在できるだけ早い復旧に向けて鋭意取り組んでおります。
ご不便をおかけいたしますが、どうかご理解のほどお願いいたします。Recipro-seeds
代表 代田敬子