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事例紹介

目次

CASE01
小規模店舗を複数展開するサービス業

最初のご依頼内容

「リーダーシップ研修を行ってほしい」

各店舗の店長(若い女性)を対象に、よりよい店舗運営をするために
「店長を対象としたリーダーシップ研修を行ってほしい」
というご依頼をいただきました。

ヒアリングにより新たに見えた課題

「上司が店舗事業を把握できていない」
「店長の仕事にばらつきがある」
「上司からマネジメントされていない不満」

組織での業務フローや課題をヒアリングしていくと、

  • 「店長の上司が複数の事業を兼務しており、店舗事業を把握できていない。」
  • 「上司から明確な方針やミッションを示されていないため、店長により仕事の仕方にばらつきがある」
  • 「店長も上司からマネジメントされていないことに不満を抱えている。」

など店長の上司と店長相互の意思疎通に関する課題が見えてきました。

Recipro-seedsからの提案

本質的な課題の解決には店長だけを対象としたリーダーシップ研修では不十分であると考え、
店長を対象としたリーダーシップ研修に加え、
「上司と店長それぞれを対象にベクトル合わせを行うグループワーク」
を提案しました。

実施カリキュラム

「リーダーシップ向上」
「正社員でない部下のマネジメントのポイント」
「店長と上司の目指す姿の見える化ワーク」

リーダーシップ研修ではリーダーシップ理論などの講義の他に、
正社員ではない部下が多い店舗状況に合わせたマネジメントに関する講習を行いました。

また、ベクトル合わせのグループワークでは店長とその上司各自の目指す姿や課題を出し合い、見える化することでお互いにギャップがあることを認識してもらったうえで、そのギャップを埋めあるべき姿に向かうためのディスカッションを実施しました。

受講者の声

研修終了後には、
「店舗の方向性についてこれだけ深く話したことは今までなかった」
「互いの目指す姿にここまでギャップがあるとは思っていなかったので互いの理解が深まるとてもいい機会になった」
などの感想をいただきました。その後、店舗従業員向けのサービスマナー研修もご依頼いただくことになりました。

CASE02
製造業の工場

最初のご依頼内容

「技術伝承がうまくいかない現状を解決するきっかけをつくりたい」

チームを率いる主任クラス(30代〜40代男性)を対象に、
部下への技術伝承がうまくいっていない現状を打破するためのきっかけとなる研修
を行ってほしいというご依頼を受けました。

ヒアリングにより新たに見えた課題

「業務の役割認識が不十分」
「日常のコミュニケーションが不足している」
「改善シートが十分活用されていない」

ヒアリングでは実際にチームで起きている事象を確認しました。

その中で、主任が自分の役割認識が十分でなく、 部下との関係を構築するための日常のコミュニケーションが不足している可能性があることがわかりました。

また、コミュニケーションツールとして仕組み化されていた職場の改善シートの活用の仕方にばらつきがあり、 このシートを有効に活用できていないことも見えてきました。

Recipro-seedsからの提案

チームで起こる課題解決の当事者としての自覚を高めると同時に、実際に使っているシートをきっかけにして、
日頃のコミュニケーションのあり方や部下との接し方について
体験的に学ぶプログラム

を提案しました。

実施カリキュラム

「コミュニケーション課題の自分ごと化ワーク」
「改善シートの使い方共有」

研修に慣れていない人が多いと聞いたので、まずは参加者の自己紹介などをしながら、丁寧に場をつくっていきました。
その上で、主任の役割やチーム内のコミュニケーション上の課題を挙げてもらい、その課題に対する思考を「自分ごと化」するための表現に変換するワークをおこないました。
さらに職場の改善シートを使い方のノウハウを参加者同士で共有し、それとコミュニケーションスキルを結びつけることで、その場限りでない職場で生かせるコミュニケーショントレーニングを行いました。

受講者の声

「これまで部下の意見に対し真剣に向き合えていなかった。改善していきたい」や
「自社の改善シートの使い方をこれまで理解できていなかったが、
今回を機に活用できそうだ」
などとても前向きな感想をいただきました。

CASE03
清掃業務を営む企業

初回のご依頼内容

「マナー研修を実施してほしい」

「施設利用者への印象アップのために清掃スタッフ向けにマナー研修を実施してほしい」
というご依頼を受けました。

ヒアリングにより新たに見えた課題

「自分の仕事の貢献度がわかりづらい」
「共通指針がなく、サービスマナーの優先づけを個人で判断している」

清掃スタッフの方の業務内容や作業ルールなどをヒアリングし、業務に関するアンケートなども共有いただきました。また清掃業務そのものに対する理解を深めるためのリサーチも合わせて行いました。その結果、

  • 清掃スタッフの方が日常的に仕事の評価を受ける機会が少なく、自分の仕事の貢献度がわかりづらい環境にあるということ。
  • 清掃マニュアルなど共通の指針がないため清掃業務とサービスマナーの優先づけなどを個々の判断で行っていること。

など、モチベーションの維持向上の難しさや、日常の情報共有に関する課題が見えてきました。

Recipro-seedsからの提案

基本的な応対マナーの内容に加え、
・清掃業の大切さや重要性を再認識してもらうカリキュラム
・清掃スタッフの方それぞれが持つノウハウをシェアするグループワーク

を提案しました。

実施カリキュラム

「現場で実践しやすい印象を変えるペアワーク」
「仕事のコツ・ノウハウの共有」
「ストレスをためない方法の解説」

まず、講師の体験を踏まえて感じた清掃業の大切さ、ありがたさを伝え、清掃業はサービス業であるとの意識を持ってもらうところから始めました。

その後、基本的な講義に加え、ほんのわずかな違いで印象が異なることに気づく簡単なペアワークなども行い、現場で実践しやすい内容にしました。また、グループでそれぞれが普段実践している仕事のコツなどを伝え合い、ノウハウの共有を図りました。最後はサービス業従事者にとって大切な、ストレスをためこまない方法もお伝えしました。

また、あまり座学に慣れていない参加者もいるとお聞きしたため、テキストはイラストを多用するなど視覚的にも理解しやすくなるよう工夫しました。

受講者の声

『同じ場に集まり、仕事について話し合うことは今までになく、とても新鮮だった。』
『仕事について肯定的に受け止めてもらいうれしかった。』

などの感想をいただきました。

研修のご依頼だけでなく、課題はあるけれど、どんな研修が効果的かわからないなど。
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